私は占い館での鑑定は命盤を手書きしていました。
5分ぐらいで書きます。
でもミスをすると大変なのでソフトで出すほうが無難かな、とも思っています。
手書きで書くことについては賛否両論あると思いますが、後々紫微斗数を教える人になりたいならば、命盤の成り立ちは知っておいたほうがいいかなと思うのです。
宮の五行と星の五行の関係だったり、星の配置が生年によるものなのか生時によるものなのか、なぜ星はあの順番で並んでいるのか、など。
星の数とかもですね。
それだけパッと見ても、この人がどういう人なのかわかります。
もちろん私如きではまだまだわかっていないこともたくさんあります。
日本にも『老師』はたくさんいらっしゃいますし、その方々はご自分の研究結果も踏まえて
著書も出されていたりしますしね。
占いは統計学ではありませんし、インスピレーションによるところも多々あるのですが、歴史ある占術にはその成り立ちに何かしら意味があるとは思いませんか?
星の配置の意味が理解できると、自分を取り巻く人間関係が見えるようになります。
戦略とするならば、どこに誰を配置するかがわかるわけです。
これをさっとイメージできるようになるには命盤の成り立ちを知っておかないと。
初心者にもわかりやすいし、すぐにある程度鑑定できるようになるとは思います。
でも市販の書籍には書かれていないことも知っていくことで、よりきめ細やかにその人の強みを生かすことができるのです。